MARIA,TAKAYO,長瀬実夕,西村朝香,ZONE.RUNTIMEサポートブログ THE NEXT IS A WAY TO THE BUDOKAN 其次是到日本武道館的道路
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SF小説 re:zone~missing melodyを探して~ 証
「ただいま~」

南「あっ・・・・ お帰り。意外と早かったですね。まだ三日しか経ってませんよMIZUHOちゃん。」

M「10日ぐらいはひっそり田舎暮らしでも堪能しようかと思ったんだけど。やっぱ無理みたい。なんか刺激が足んないってか走り出したくなるの。ねえわかる南ちゃん、この気持ち?」

南「走ってくればいいじゃないですか田舎なんだから。走るところはいっぱいあるでしょう。」

M「やだね~そういう意味じゃなくて。衝動よ。衝動。こう・・なんか、いてもたってもいられないっつうの。わたしの規格が田舎じゃ収まりきらないっていうか。。」

南「はいはい」

M「ムキーッ!ちゃんと聴いてよ!」

南「聴いてますよ」

MIZUHOが暴れてデスクに足をぶつけるとその上にあった紙が散らばって床に落ちた。

南「あ~あ~何やってるんですか。。なんでもよく落とす人ですね。」

M「ごめんなさい。わざとじゃないよう」

南「焼き鳥の時も、2万円の時も、定期の時もおんなじこと言ってましたよ。」

M”チーン”

散らばったレポート用紙を拾いあげるMIZUHO。

M「何。。これ。」

南「これですか。これはIFTOに使う魂と肉体の存在と関係についての資料デス。」

M「ちょっと興味あるかも。」

南「そうですか。イグナイターなんだからそういう理論なんかも知っておいた方が良いかもしれませんね。軽く説明しましょう。」

M「えっ!それ長くなります?南ちゃん」

南「アナタってそういうとこある。まあいいから聴いてみて。そこのソファで話しましょう。」


二人は蘭帯霧市が一望出来る窓に向かって置かれたソファに並んで座った。


もともと、この主物質界に肉体を持った生命が生まれる前は魂だけの世界が存在していました。

魂とはココ4次元の世界とは別の平行世界ともう一つの空間、いわゆる死後の世界と呼ばれる場所にあったの。

魂は境界を持たず個にして個にあらず。海にこぼしたコップの水のように全てが混ざりあい

全てが共有されるそういう世界だったの。

ビッグバンが起こり時間と空間ができ物質が誕生すると

ある時をもって魂も進化を始めた。

個を個として存在させることが出来る物質世界に魂が移動できるようになった。

死と生。魂は物事を対にすることで個々の存在を成り立たせる「限定」という法則を見いだし

器を介して物質界に生物として個を特定し存在することに成功する。

生物の初の進化がコレです。

意識を持たぬバクテリアから始まり、人間に至るまでに幾度となく進化を繰り返し

互いを観測できる意識を持った生命体にまで成長しました。

ところが人間にまで進化した魂は四次元に個という存在を獲得したにも関わらず、魂だけだった時のなごりを未だに残しています。

それが多くの個を束ねて一つにしたいという欲求。

戦争の無い平和な世界。

死ぬことの無い世界。

魂とは元々、生も死も無いストレスとは無縁の充足された世界だった。

肉体を持たない魂は個を特定する境界線がなく、例え魂に個としての存在があったとしてもそれを観測することは出来なかった。

個と感情を獲得した魂はストレスの無い世界を失ったことになり、またそれを欲するようになる。

しかし、その回帰行動にしたがい全世界の生物が望むもの全てがそれぞれの個体に供給されると仮定します。

物質的にも精神的にも不足することがなくなると

競争もなくなり、知恵も必要なくなって

努力も苦労もしなくなる。

そうすると能力の個体差に意味はなくなって

個体が持つ名称や呼称や

魂がせっかく手に入れた他人との境界線も意味が無くなり言語も必要なくなります。

死と負が存在しない正だけの世界の誕生を起源に

安心、幸福、名誉、などの感情で心は常に満たされ続けると

不安、恐怖、悲しみ、苦しみなどが排除され

感情に起伏がなくなり

何をもって幸福とするのか?

という意味づけをし、区別をする要素が無くなり、果ては感情が失われます。「限定解除」

他を搾取することのない絶対共産世界で

自分は他人であり、他人は自分となり

世界で生命体は1となり0(無)と同じになり観測不能となってしまうの。

人間が自分の存在を特定できなくて悩むことがあるのは魂がまだひとつだった時のなごりなの。

それで時に外部との接触を受け付けなくなってしまうの。

「悩み」

魂が器である肉体に宿ることで獲得した個=「生」は

ある程度のストレスを感じなくてはならないというのはさっき説明したけど

同じ内容のストレスでもその受け取り方は様々で時に大きく感じてしまうことがあるの。

そして、そのストレスから逃れるために外部との接触を避ける。

ストレスの無い世界へ身を置く。

デも、こんどはストレスがなさ過ぎて自分の存在「生」を自覚出来なくなる場合があるの。

そんなとき人間は自己防衛として「生きている」と存在を確認するためのストレス(刺激)を自ら与え足りするの。

でも無理はしなくてもいいの。

人が人のどこか五感に触れるだけでいいの。

あとは触れたところからゆっくりと輪郭を感じていくのを待てばいいわ。



魂が絶対にできない行為として物質に触れるという能力を持つ人間は

いずれ魂だけの世界へ戻るにも関わらず、時に魂だけだった時のなごりでその世界へ身をおいてしまう。

物に触れたり、触れられたり、怒ったり、泣いたりできるのは生きてる特権なの。

触れられるからこそ想像力は養われる。


ちなみに幽霊とかっていわれてる存在は魂だけの世界に帰り損ねた魂が肉体を欲するが故に物質界をさまよっているんじゃないかと言われているわ。

zzzzzzzzzzzzzzzzzzZZZZZZZZ!!!!

南「ってかMIZUHOちゃん寝てるし。アナタってそういうとこある」

南の大演説そっちのけで爆睡のMIZUHOの頭が南のひざに倒れこんだ。

M「ただいま~ムニャムニャ・・・・・」

やさしくMIZUHOの肩に手を当てて、南は言った。

南「おかえりなさい」

夏始まったばかりの朝の陽射しが二人を包み込んでいた。
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この記事のコメント
ゆっくりあなたの完璧なものを書ければいいと思います。
が!楽しみに待ってますので!よろしくお願いします・・
2008-09-08 Mon 17:03 | URL | しゅう #-[ 内容変更]
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